絶対おすすめ!フロントフォークのオイル交換!
多くの方々がフォークオイルを交換すると劇的に良くなるといいます。
「でもな~面倒だし、今のフロントに不満はないし、別にいいかなぁ~」
なんて思ってましたが、中国製のフォークオイルに一抹の不安があるのも事実。
意を決して交換することにしました。
フロントブレーキキャリパ、フロントタイヤ、フロントフェンダーなどを外します。
フロントフォークは、フロントカウルの下から14番のメガネレンチを入れてネジを回してステアリングから外します。
ネジは緩めるだけではなく、抜かないとフロントフォークは抜けません。
ネジを抜いて、フロントフォークを回しながら下へ抜きます。
フロントフォークの頭のネジを外します。
このネジ、巨大な六角レンチを入れて回します。
こんなのあるかなぁ~って思ったんですが、持ってました。
良かった~![]()
でも、手で掴んでいるフロントフォークのインナーチューブが回ってしまい、ネジが緩みません。
仕方ないので、もう一度ステアリングに固定して頭のネジを緩めることにしました。
頭のネジを緩める場合、写真のようにステアリングのブラケットから上へ突き出して固定して緩めます。
普通に2本のネジで締め付けていたら、かなり緩みにくいでしょうね。(頭のネジ近くを締め付けていると頭のネジも締め付けられているから)
頭のネジを緩めたら、フロントフォークを取り外して、バラします。
頭のネジを外して、インナーチューブを押し込むとスプリングが出ますのでスプリングを抜き取ります。
内部のオイルもペットボトルに出してみました。
オイルを抜く際、逆さまにして抜きますが、インナーチューブをゆっくりストロークさせるとさらに中からオイルが出てきます。
このインナーチューブのストロークは数回行ないます。
左右のオイルの量はだいたい同じでした。
オイルの粘度は、結構硬めですね。
新車から1年5ヶ月ぐらいになりますが、かなり汚いですねぇ。
片方のオイルを計量してみました。
80ccぐらいでしょうか。
スプリングに付着している分、フォーク内部に残っている分を考えると、だいたい100ccぐらい入っていたのではないでしょうか。
今回交換するオイルは、スズキ純正の10番のフォークオイルです。
ファルコンはカートリッジ式のフロントフォークではないので、使用できるオイルとしては10番は一番やわらかいものということになりますね。
交換前に、フロントフォークに少量の新しいフォークオイルを入れ、インナーチューブをストロークさせます。
その後、そのオイルは捨てます。
こうやって内部に付着している古いオイルを出来る限り抜くわけですね。
フロントフォークは逆さまにして、またインナーチューブをストロークさせてオイルを出来るだけ完全に抜きます。
そのまましばらく逆さまに立て掛けておきます。
オイルを抜き切ったら、新しいオイルを計量して入れます。
今回は100cc入れました。
オイルを入れた後、インナーチューブをストロークさせます。
最初は空気の混入している音がしますが、ストロークを繰り返すうちにだんだん空気の音はなくなります。
10回ぐらいストロークしたら立て掛けておいて、しばらく放置プレイです。
オイルに空気の泡が混ざってるので、この泡が無くなるのを待つわけですね。
放置している間に、もう一本のフロントフォークのオイル交換もしておきます。
このインナーチューブをストロークさせている時点で、オイル交換の効果が実感できますね。
古いオイルの時と、ぜんぜん動きのスムースさが違います。
フロントフォークのオイルの量を、インナーチューブの上端からの高さで測定します。
インナーチューブは縮めた状態で測定しています。
ちょうど上から5cmのところにオイルの面がありました。
左右ともに、同じ高さになるようにしましょう。
組み立てですが、インナーチューブを上に伸ばし、スプリングを入れます。
頭のネジを締めますが、その前にスプリングの上にワッシャーを2枚乗せました。
1.5mm厚を2枚なので、3mmの厚さになります。
これは、オイルが柔らかくなるので、フロントフォーク自体も柔らかくなると思ったからです。
こうしてスプリングに加圧しておけば、スプリングは硬くなります。
サスとしての動きは、オイルが柔らかいのでダンパーも柔らかいはずです。
結果として、初期ストロークは柔らかく、深いストロークは硬い、という味付けを狙っています。
バラしたのとは反対に組み立てていきます。
組み立て終わったら、いよいよ試乗です。
走ってみて、ゆっくり走るとあまり変わりはないような感じです![]()
意外と細かいギャップを拾っていますね。
スピードが速いと、少しは良い感じですが、劇的な変化はありません。
オイル交換時に感じた、サスのスムースさはどこに行ったのでしょうか・・・![]()
ふと気づいたんですが、センタースタンドから下ろした時、それからシートに乗った時、どちらもフロントフォークが少し沈みます。
ストロークの少ないフロントフォークなのに、こんなに沈むのはマズイんじゃないかな?
そう思って考えると、もしかしたらサスの深い部分を使って走っているんじゃないでしょうか。
フロントフォークが最初から沈んでいて、路面からのショックをフロントフォークのストロークが吸収できていないのでは?と考えたのです。
そこで試しに、スプリングの上に入れたワッシャーを増やすことにしました。
ワッシャー2枚→ワッシャー10枚
一気に15mmの厚さです。
この厚さになると、頭のネジを取り付けるのが大変でした。
かなりスプリングを縮めながらネジを回しますから、腕力の少ないワタクシには酷な作業でしたね。
組み立て後、乗ってみるとフロントが硬くなったのがわかります。
走ってみると、驚きです!
な、なんだこの乗り心地は![]()
今まで細かいギャップまで拾ってましたが、ウソのように快適な乗り心地です!
これなら国産車にも負けないでしょう!
っていうかここまで良い乗り心地はスクーターでは経験したことがありません!
エクセレント!
やはりスプリングが柔らか過ぎて、最初からフロントフォーク沈んでいてストロークしていなかったようです。
ノーマルの、柔らかいスプリングに硬いオイルっていうのは、ある意味、理に適っていたのでしょうね。
私のFALCON125(ファルコン125)は、リアのサスも交換してあります。
フロントフォークも良くなりましたし、これで足回りはかなりレベルアップしました。
さて、まとめてみます。
今回のフロントフォークオイル交換では、次のようなセッティングになっています。
フォークオイルは、スズキ純正10番。
スプリングは、ノーマルに15mmのスペーサを追加。(ワッシャー10枚ですけど
)
フォークオイルは、10番ではなく15番でもいいように思います。
10番ではサスが動き過ぎるようです。
15番のオイルならスペーサの厚さは10mmぐらいでも良いかもしれません。
たとえば20番のオイルを入れた場合、それでもノーマルよりは柔らかいと思いますので5~10mm程度のスペーサは必要でしょう。
フロントフォークオイルの交換なんてあまりやらないメンテナンスですが、やってみると驚きの効果でした。
きっとノーマルはかなり悪いオイルを使っていたのでしょうね。
ここまで良くなると、絶対的にお勧めです!
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