購入以来、一回もやっていないエアフィルター(エアクリーナー)の洗浄を行ってみました。
走行距離65000kmぐらいで、街乗りばかりですからあまり汚れていないと思います。
時期的にもあまり良い時期じゃないんですが、休みの都合でやることにしました。
「時期的」というのは、気温が低い時期は空気が濃いのでガス(混合気)が薄くなり気味です。
エアフィルターがきれいになると、空気の流れが良くなってガスはさらに薄くなるのです。
本来なら暑くなる季節(ガスが濃くなる時期)に向けてクリーニングするのがお勧めです。
エアフィルターはシートの下にあります。
プラスドライバーでエアフィルターボックスの蓋のネジを外して開けます。
開けた真ん中にあるのがエアフィルターです。
これを洗浄します。
取説では灯油で洗浄することになっていますが、使った灯油の廃棄方法に困るので、私はフィルタークリーナーを使います。
このフィルタークリーナーは石油製品ですが、水に溶けて乳化するもので、下水に流すことが可能です。
このフィルタークリーナーの難点は水洗いになってしまうことです。
水で濡れますので、それが乾くまでに時間が掛かります。
私の場合、通勤に毎日使うので、連休などで乗らないときじゃないと洗浄できません。
取説のように灯油で洗浄する場合、エアフィルターにしみ込んだ灯油を新聞紙などでよく吸い取り後、エアフィルターにオイルを塗布すれば使用可能です。
急ぐ場合は灯油を使った方が早く取り付けできますね。
また、エアフィルターをもう一個予備として持っていれば洗浄時に入れ替えて使えますので、水洗いなどの際に便利かもしれません。
さて、フィルタークリーナーでの洗浄は、いたって簡単です。
容器にエアフィルターを入れて、フィルタークリーナーを入れます。
フィルタークリーナーの量は、エアフィルター全体に液が付く程度で良いでしょう。
この後、手でエアフィルターを揉んで汚れを落とします。
容器に溜まったフィルタークリーナーが汚れていますね。
このフィルタークリーナーにエアフィルターを浸しながら何度も揉み洗いします。
次に水で洗い流します。
水を良く切って、乾燥します。
乾燥したらエアフィルターにオイルを塗布して、バイクに取り付ければ完了です。
塗布するオイルですが、私はスプレー式のフィルターオイルを使います。
スプレー式なので簡単に、そして比較的に均一に塗布できます。
ファルコンのエアフィルターは内部に紙のフィルターがあります。
スプレー式じゃなく、普通にオイルを塗布する場合は、オイルはスポンジの部分だけでいいと思いますので、スポンジにオイルを垂らして良く揉めば均一に塗布できます。
昨日洗浄して乾かしていたんですが、今日になって確認してみたらぜんぜん乾いていません。
ずぶ濡れのままでした
これじゃ明後日の通勤に間に合いません
仕方ないので、エアコンプレッサーを出してきて、エアガンで水分を飛ばし、その後、ドライヤーである程度まで乾かしました。
そして半日の間、放置プレイしたら完全に乾きましたので、フィルターオイルを塗布してバイクに取り付けました。。
ちょっと焦りましたね
以前から気になっていた、エアフィルターボックスのドレンホースについて確認してみました。
エンジン横に見える透明のホースがドレンホースです。
ホースの下は栓がしてあります。
内部には液体が溜まっていますね。
このホースはエアフィルターボックスの中に溜まった汚れを排出するものです。
栓がしてあるのは、たぶん栓をしてないとここから空気を吸ってしまうからでしょう。
時々このホースを確認して、液体が溜まっていたら抜いておきましょう。
このホースの中に溜まっている液体ですが、水とオイルのようです。
水は、雨などがエアフィルターボックスに吸い込まれたからでしょう。
では、オイルはどこから??
よく言われるのが、キャブレターからの吹き返りによってオイルが運ばれるという話です。
しかし私はこれには否定的です。
なぜなら、4サイクルエンジン車の場合、キャブレターにオイルはほとんど無いからです。
2サイクルの場合は、分離給油されたオイルがキャブレターに供給されてますので、吹き返りによってオイルがエアフィルターに付着します。
ファルコンの場合、4サイクルエンジンですからキャブレターからの吹き返りはほとんど考えられないと思うのです。
いろいろとエアフィルターボックスを観察すると気になるホースが一本ありました。
ドレンホースのとなりにシリンダヘッドから出ているブリーザーホースがつながっていました。
ブリーザーホースはエンジン内部の気圧変動を少なくするためのものです。
もちろんシリンダヘッドカバー内部では簡単にオイルが抜け出ないような構造になっているはずです。
しかし空気は抜ける構造ですから、シリンダヘッド内部に飛び跳ねたオイルが多少なりとも抜け出ているのではないでしょうか。
ここまで考えると、いろいろと想像力が大きく働いてしまいます。
ファルコンに乗っている人の中には、エンジンオイルがすぐに減ってしまうという場合があるようです。
私のファルコンはぜんぜん減らないんですけど(^_^;)
エンジンオイルが減る原因の多くは、ピストンやシリンダの磨耗によってオイルがシリンダ内部に入り込むことです。
しかしシリンダヘッドからこのブリーザーホースへ抜け、エアフィルターボックスへ抜けてしまう場合もあるかもしれません。
特にシリンダヘッド内部のバルブクリアランスが適切じゃないエンジンは、バルブから排気抜けが発生してしまい、その排気がブリーザーホースから抜けることも考えられます。
わずかでも排気がブリーザーホースから抜けていたら、通常以上にエンジンオイルも抜けてしまうと思います。
エンジンオイルの減りが早い人は、このあたりを注意して見た方がいいかもしれません。
まあ、考え過ぎかもしれませんが・・・


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